古い縦型の洗濯機から、ドラム式洗濯機 東芝電気洗濯乾燥機 TW-127XP1L(TW-127XP1R)に買い替えました。
3ヶ月程使用してみて、本当に購入して良かったと感じています。
この記事では東芝電気洗濯乾燥機 TW-127XP1L(TW-127XP1R)を使用した感想を紹介します。
ドラム式洗濯機 東芝電気洗濯乾燥機 TW-127XP1L(TW-127XP1R)を購入した経緯
以前使用していた洗濯機は、18年程前に中古で購入したあまり馴染みのないメーカーの縦型洗濯機でした。
元々音は大きかったのですが、徐々に大きく騒音レベルに感じてきたので、壊れる前に購入することに決めました。
店舗に行くまでは縦型の乾燥機能のついているものが気になっていました。
実際に店舗で店員さんと話していると、「乾燥機能で言うと、断然ドラム式。縦型は電気代も時間もかかる」と店員さんに勧められ、購入当時最新の東芝電気洗濯乾燥機TW-127XP1L(TW-127XP1R)の購入に至りました。
使用して感じたメリット
①干すスペースの縮小
元々部屋干しをしていて、スペースを縮小できないかなと考えていたのですが、乾燥機能を使用することで大幅に干すスペースを縮小できました。
下着や繊細な物は乾燥にかけず干しているので、多少の干すスペースは残しています。
②洗剤・柔軟剤の自動投入
水30mlに対する洗剤、柔軟剤の使用量(柔軟剤の容器に記載)等を設定しておくと自動投入が可能となります。
洗濯物の量を自動で測り必要な洗剤・柔軟剤が投入されるので、自分で投入していた時と比べ使用量は少量になっている印象があります。
今まで洗剤や柔軟剤の投入を大きな負担に感じたことはありませんでしたが、自動で行ってくれると予想以上に快適でした。
また、洗剤・柔軟剤のボトルを置いておくスペースも必要ないのですっきりしました。
残量が少なくなると洗濯が終わったタイミングで表示されます。次の1回分足りるかどうかという印象なので、すぐに補充しています。
※おしゃれ着用洗剤の自動投入はできないため手動投入が必要です
③干す手間が省略できる
干す手間が省略でき、乾きむらが出ないよう注意点もあるものの、干す場合と比べ短時間で乾燥できます。
生乾きの臭いも今のところありません。
夫と2人分のため、干す手間も大きな負担に感じたことはあまりありませんでしたが、実際に使用してみると快適でもう手放したくないです。
※我が家は下着や傷みやすい生地の物は洗濯のみで乾燥はせず、干しているので干す手間がゼロになった訳でありません。
④タッチパネルが大きく操作しやすい
操作方法もわかりやすいです。
⑤スマホと連動できる
スマホに「IoLIFE」というアプリをダウンロードし、登録すると使用できます。
運転開始・終了、残り時間、洗剤・柔軟剤の残量が少なくなった時等の通知が来ます。
終了したかどうか確認しに行かなくてもスマホから確認できるのが便利で外出先から運転のスタートや予約の設定もできます。
注意:事前に無線LANと洗剤・柔軟剤の自動投入の設定が必要です。また、毎回外出前に洗濯機本体の「外から予約」「予約運転スタート」を押しておく必要がありこの部分はスマホでは操作ができません。洗濯機本体の操作後、外出先等でスマホから「今すぐスタート」又は「予約する」の操作をします。「予約する」の場合、運転終了時間を入力します。洗濯機本体の操作から24時間後まで設定可能です。
⑥メモリーコースがある
「標準コース」の「洗い時間」「すすぎ回数」「脱水時間」「乾燥時間や仕上がり」を好みに合わせて変更し、記憶できます。
⑦その他
- 天気や花粉を気にすることなく洗濯できる
- チャイルドロックがついている
- ふろ水を使用できる:洗濯機と浴槽をホースで繋ぐことで使用できます
- 温水で洗うことができる(温水設定できないコースもあります)
使用して感じたデメリット
①縦型と比べ高額
②縦型の洗濯機と比べて普段のお手入れが増える
○運転後、毎回のお手入れ
- ドアのガラス面
- ドアパッキン
- 乾燥フィルター、乾燥内部フィルター
- 排水フィルター
- カビプロテクト(「洗濯」のみ行う場合、洗濯運転終了後ドラムを乾燥させて黒カビの発生を抑えます)
※毎回のお手入れが必要と聞いた時は面倒だなと思いましたが、短時間で簡単にできるので大きな負担に感じることなくできています。
○定期的なお手入れ
- 排水口:1か月に1回目安
- 自動投入タンク・自動投入経路:2~3ヶ月に1回目安、使用する洗剤や柔軟剤を変える時、自動投入を1か月以上使わなかった時等
- ドラムのお手入れ「槽クリーン」:3~4ヶ月に1回。衣類専用塩素系漂白剤又は洗濯槽クリーナを使用。所要時間は2種類から選択(洗濯運転3時間又は12時間、洗濯-乾燥4時間又は13時間)
○汚れが目立ってきたらするお手入れ
- 洗剤投入ケース
- 給水口
- ふろ水用給水ホース
③一時的に強い振動がある
基本的に音は気にならないのですが、すすぎの際等一時的に振動が大きい時間帯がありました。
100円均一の防振マット(円形のマット4枚入り)を脚の下に敷くことでずいぶん解消できました。
※89㎏と重いですが40歳台中肉中背の主人に片方ずつ持ち上げてもらい、私が敷きました。
主人に聞いてみると、まだ力の余裕はあったそうです。
私も持ち上げることができるか試してみましたが、幅もあり動きませんでした。
女性1人では片方ずつにしても持ち上げることができないかもしれません。
※脱水時に洗濯物のバランスが取れないと、大きく振動する原因となります。洗濯ネットに洗濯物を詰め込みすぎず、小分けにし、他の衣類と一緒に洗濯する必要があります。脱水の際の振動が気になる場合は、脱水の回転数をおさえて運転する「静音モード」も設定できます。
④大きく重い
脚で本体が底上げされているので我が家の洗濯パンに収まりました。
本体は洗濯パンから前方にはみ出るため狭くなったり圧迫感を感じます。
⑤乾燥まで行うと生地が傷みやすい印象
洗濯・乾燥の際に傷みやすいものはドラム式用の洗濯ネットに入れています。
⑥乾燥できない衣類がある
普段の選択で下着や傷みやすいものは洗濯のみにしています。(おしゃれ着コースもありますよ)
コースは「洗濯」、「洗濯・乾燥」、「乾燥」のコースがあります。
「洗濯」コースで洗濯し、下着など乾燥しない物を取り出し、「乾燥」のスタートを押しています。
⑦電気代がかかる印象
昨年と比べ月30~50KWh増加しています。
全てがドラム式洗濯機によるものか正確にはわかりませんが、昨年と比べると電気の使用量が増加しており、他に大きく変化したものは少ないのでドラム式洗濯機による影響が大きいのかなと考えています。
⑧洗濯を開始すると衣類を追加できない
縦型の時は洗っている最中に蓋をあけて追加できていましたが、ドラム式は扉を開くと水が溢れてしまいます。
運転中はドアロックがかかり扉を開くことができません。
⑨ネットに入れている物は十分乾燥できていない場合がある
購入前に確認した方が良いこと
①設置場所の広さ
洗濯パンに脚が収まるかどうか
洗濯パンから本体が出る可能性があり邪魔にならないかどうか
②ドアの開く向き
右開きと左開きがあり、利き手や設置場所で検討するそうです。
右利きのため左開きにしたものの、設置場所を考えると右開きの方が便利だったと感じています。致命的なミスにはなりませんでしたが、毎回ストレスになっています。
③搬入経路のスペース確認
我が家は一般的なアパートです。
業者さん2名で設置して頂きましたが、玄関付近が1番搬入に難航していました。
無事に洗濯パンまでたどり着けましたが、購入前の確認をお勧めします。
まとめ
古い縦型洗濯機からドラム式洗濯機 TW-127XP1L(TW-127XP1R)に買い替えて、3ヶ月使用した感想をまとめました。
デメリットも記載しましたが、私は総合的には快適に使用できていて、とても満足しているので、迷っている方がいらしたらお勧めです。
購入を検討されている方の参考になったら嬉しいです。